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<title>たまにはワインだけの話題を！</title>
<description> いつも固い話題ばかりなので、たまには軽くワインの話題にしましょう。文字色も、ついでにワインカラーで！ここは「ブルゴーニュ・ワイン利き酒杯の騎士団」の本拠地・シャトー・ド・ヴージョ城の中庭です。周囲は見渡す限り、ブドウ畑です。この城の周囲の、石垣（＝クロ）で囲まれた広大なブドウ畑でできるワインが、グラン・クリュの名に値する、極上の「クロ・ド・ヴージョ」です。12世紀初頭、シトー会の修道士がヴージョ村に
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<![CDATA[ <span style="color:#990099">いつも固い話題ばかりなので、たまには軽くワインの話題にしましょう。文字色も、ついでにワインカラーで！</span><br /><br /></span><img src="http://blog-imgs-24.fc2.com/j/c/t/jctxblog/a0068.jpg" alt="a0068.jpg" border="0" width="480" height="290" /><br /><br /><span style="color:#990099">ここは「ブルゴーニュ・ワイン利き酒杯の騎士団」の本拠地・シャトー・ド・ヴージョ城の中庭です。周囲は見渡す限り、ブドウ畑です。この城の周囲の、石垣（＝クロ）で囲まれた広大なブドウ畑でできるワインが、グラン・クリュの名に値する、極上の「クロ・ド・ヴージョ」です。<br /><br />12世紀初頭、シトー会の修道士がヴージョ村に修道院や教会を建てその周囲にブドウ畑を作った際、発酵室、貯蔵庫として建てられたもので、16世紀の改築を経て現在に至るフランスの国家的重要建造物です。<br />納屋には、昔、修道僧が使っていたという古いワイン製造機がそのまま置いてあります。<br /><br />ワイン利き酒杯の騎士団は、フランス語で「La Confr&eacute;rie des Chevaliers du　Tastevin（コンフレリー・デ・シュヴァリエ・デュ・タートヴァン」と言います。この騎士団のメンバーは、世界中に約11,000名の会員がいるそうですが、日本の著名人もかなり含まれています。<br />日本にも支部があるとか。<br /><br />このワイン利き酒騎士団の歴史は案外新しく、1934年に創立されました。<br />その頃の世界は不景気から立ち直れず、ヨーロッパはナチスの台頭で、ワインどころではなかったようです。<br /><br />ブルゴーニュの高級ワインの売れ行きも不振をきわめ、特級ワインまでが安い値段でグラス売りされていました。そこで、ブルゴーニュワインの普及推進のために、地元有志2名が呼びかけて結成されたのが、ワイン利き酒騎士団です。<br />いわば産地振興のために作られた団体なのです。低迷を続ける日本酒の業界にも参考になる話ですね。<br /><br />タートヴァンとは、ワイン試飲用の小さなカップです。フランスのワイン産地にはさまざまな形のものがあります。ブルゴーニュでは銀製で、光を反射させてワインの色を見るために、カップの底にたくさんの凸（レンズ状）がつけてあります。<br />わたしも少しコレクションしていますが、首から鎖でぶら下げておくと、ワイン蔵に行ったとき、ちょこっと試飲するには便利です。</span></span><br /> ]]>
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<dc:date>2009-10-31T20:56:53+09:00</dc:date>
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<title>ノーベル賞経済学者らが警鐘！ 排出権取引は百害あって一利なし？</title>
<description> ダイヤモンド・オンライン（１０月２９日号）の刺激的な見出しです。12月7日から2週間の予定で、デンマークの首都コペンハーゲンで開かれる第15回国連気候変動枠組み条約締約国会議、通称ＣＯＰ１５は、ポスト京都の国際的枠組みを固める“最後のチャンス”ですが、国際合意に達することはもはや無理、という悲観論が大勢のようです。国際合意形成が困難に陥っているのは、排出権取引を前提とする現在の交渉のベクトルが間違っている
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<![CDATA[ <span style="color:#0033cc">ダイヤモンド・オンライン（１０月２９日号）の刺激的な見出しです。<br /><br />12月7日から2週間の予定で、デンマークの首都コペンハーゲンで開かれる第15回国連気候変動枠組み条約締約国会議、通称ＣＯＰ１５は、ポスト京都の国際的枠組みを固める“最後のチャンス”ですが、国際合意に達することはもはや無理、という悲観論が大勢のようです。<br /><br />国際合意形成が困難に陥っているのは、排出権取引を前提とする現在の交渉のベクトルが間違っているからだ、との批判が複数の著名な経済学者の間から、わき起こっているという内容です。<br /><br />その急先鋒であるノーベル賞経済学者のジョセフ・スティグリッツ・コロンビア大学教授は、かねてよりキャップ・アンド・トレード（排出量の上限を定め、過不足分を売買する制度）を前提とする排出削減目標設定のアプローチの欠陥を指摘し、温室効果ガスの排出に課税する国際的な炭素税の導入を提唱してきましたが、最近になってさらに舌鋒鋭く持論を展開しています。<br /><br />この記事によれば、国際炭素税の推進派の主張は、シンプルです。「排出権取引は市場重視のメカニズムと言われながら、実際には政府による排出権の配給にほかならず、ロビイングや汚職を助長しかねない――。<br /><br />加えて、投機の対象となるため炭素の価格は安定せず、企業側の中長期的視野での排出削減努力や環境技術開発意欲を削ぐ――。逆に、税金ならば、炭素のコストが明確化するため、計画的な取り組みやイノベーションを促進しやすい」という主張です。なかなか説得力がありますね。<br /><br />民主党政権は、国内排出量取引制度と環境税をセットで提唱していますが、優等生なのに気候変動対策でいつも欧米から軽視され、欧米の動きをウロウロ追いかけるだけ、という情けない姿から脱却し、ニッポンから世界に自信を持って発信できるような健全な制度を創生してくれることを期待しています。<br /><br />ＪＣＴＸは、こうした国際的な議論の方向性も十分に踏まえつつ、政府をいたずらに批判するのではなく、中小企業の省エネを支援する立場から、新政権を応援し、建設的提案を続けていきたいと考えています。</span><br /><br /><img src="http://blog-imgs-24.fc2.com/j/c/t/jctxblog/a0145.jpg" alt="a0145.jpg" border="0" width="480" height="290" /><br /><br /><span style="color:#0033ff"><span style="color:#009933">パリから南へ高速道路で2時間ほど行くと、ブルゴーニュの北部シャブリに着きます。さらに南下していくとボーヌなど、ブルゴーニュ高級ワインの産地が続きますが、ブルゴーニュの南端、リヨン市のすぐ北がボジョレー地方です。リヨン市からは南フランスになります。<br />この小さな駅がボジョレー駅で、いまは使われなくなった、ワイン輸送用の蒸気機関車がありました。<br /><br />この村で取れるワインの新酒（正確にはまだワインにもなっていない）を、地元のジョルジュ・デュ・ブフ社が世界的なフランス料理の有名シェフと組んで売り出したのが、まもなく日本でもお祭り騒ぎが始まる「ボジョレー・ヌボー」です。<br />ジョルジュ・デュ・ブフ社のワイン博物館はこの駅から徒歩１５分、1993年に建設されたばかりのこの博物館はハイテクを駆使した遊園地です。ボジョレー村には、ヌボーだけでなく、地元産高級ワインの「サンタ・ムール（聖なる愛）」や「ジュリエナ」などがありますが、その製造工程が楽しく学べます</span>。</span> ]]>
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<dc:date>2009-10-29T21:31:13+09:00</dc:date>
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<title>失われた２５年からの再出発</title>
<description> 明治維新から敗戦までの８０年は、日本にとって、混乱～興隆～没落の歴史でした。それから今日までの５０年余も、混乱～興隆～停滞の歴史です。隣国・韓国、中国の興隆ぶりをみるたびに、日本の情けない体たらくに歯ぎしりする思いをしているのがいまの日本人でしょう。鳩山新政権は、こうした日本の現状を打破するため、マニフェストという名のビジョンを掲げてキックオフしました。新首相も初の施政方針演説で「平成維新」という
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<![CDATA[ <span style="color:#0033cc">明治維新から敗戦までの８０年は、日本にとって、混乱～興隆～没落の歴史でした。<br />それから今日までの５０年余も、混乱～興隆～停滞の歴史です。<br />隣国・韓国、中国の興隆ぶりをみるたびに、日本の情けない体たらくに歯ぎしりする思いをしているのがいまの日本人でしょう。<br /><br />鳩山新政権は、こうした日本の現状を打破するため、マニフェストという名のビジョンを掲げてキックオフしました。新首相も初の施政方針演説で「平成維新」という表現で、日本再生への決意を熱く語りました。<br />前回も書いたように、いま必要なのが、ニッポンはかくあるべし、という近未来の明確なビジョンと、それを実現するための確実な政策でしょう。<br />長期安定政権にあぐらをかき、目先の利権あさりと官僚任せの無責任政治で、失われた２５年に至ったのが、前政権下のニッポンです。<br /><br />新政権には、過去の失敗の歴史に学んでほしいと思います。<br />気候変動対策でも、目先の京都議定書目標達成のためと称して、貴重な国民の税金で、実際の国内削減にはまったく寄与しない京都クレジットを大量に買い込むなどの姑息な手段に走らないようにしてほしいものです。</span><br /><br /><img src="http://blog-imgs-24.fc2.com/j/c/t/jctxblog/a0054.jpg" alt="a0054.jpg" border="0" width="400" height="600" /><br /><br /><span style="color:#0033ff"><span style="color:#336600">ここは、フランス・ブルゴーニュです。あのロマネ・コンティのブドウ畑付近です。<br />ロマネ・コンティの畑は、ブルゴーニュの中でも高級ワインが生産される地域にあるヴォーヌ・ロマネという村にあります。季節外れのため、農夫も観光客の姿もない、静まりかえった小さな村でした。<br /><br />私たち庶民がロマネ・コンティを飲む機会はほとんどないのですが、ブドウ畑は簡単に見に行くことができます。<br />しかし、案内がないと、そこらへんの畑と見分けがつきません。ガイドさんに言われてよく見ると、石垣に「ロマネ・コンティ（Roman&eacute;e Conti）」という文字が刻まれていました。<br /><br />ロマネ・コンティは、地元でも超高価です。１０万円のコンティを見かけると、むしろ安すぎて品質が心配、というくらいです。高級レストランでも、ワイン・リストに「ロマネ・コンティ」が入っていることは稀です。ブルゴーニュのブドウ畑の面積は26,000ヘクタールだそうですが、その中で「ロマネ・コンティ」の名でワインとなるブドウ畑は1.81ヘクタールしかありません。高くなるわけですね。<br />.<br /></span>。</span> ]]>
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<dc:date>2009-10-29T06:43:52+09:00</dc:date>
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<title>バックキャスティング元年</title>
<description> 鳩山新首相が国連で開催された気候変動サミット（首脳会合）で４番目に登場し、例の２５％削減を国際的に宣言し、高く評価されたようです。しかし、新聞報道(日経新聞９月２３日朝刊）によると、当初は日本の首相が代表講演する予定はなかったようです。新政権が新たな目標を設定したことから、外務省や日本の国連大使が潘事務総長に直談判して、数日前に１２人の代表講演枠に割り込んだ、という記事でした。いくら政権交代の時期
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<![CDATA[ <span style="color:#3333ff">鳩山新首相が国連で開催された気候変動サミット（首脳会合）で４番目に登場し、例の２５％削減を国際的に宣言し、高く評価されたようです。<br /><br />しかし、新聞報道(日経新聞９月２３日朝刊）によると、当初は日本の首相が代表講演する予定はなかったようです。新政権が新たな目標を設定したことから、外務省や日本の国連大使が潘事務総長に直談判して、数日前に１２人の代表講演枠に割り込んだ、という記事でした。<br /><br />いくら政権交代の時期であったにしても、主要先進国であるはずの日本の首相がこのような重大な国際会議の場で演説する機会を確保していなかったことを知って、たいへん驚きました。かつてのリオデジャネイロの地球サミットに日本の閣僚が国会優先と称して、参加せず、国際社会からあきれられたという「故事」というか、不祥事を思い出します。<br /><br />もっとも、自民党政権がもしあのまま続いていたら、国際社会にアピールする材料は何もないため、主要国の一員で登壇してもブーイングを浴びせられ、大恥をかいていたことでしょう。<br /><br />旧政権の掲げた削減目標は、日本の現状を踏まえた現実的な数字ではありましたが、国際的にはちっとも評価されず、無視されてしまいました。日本お得意の「フォアキャスティング手法」の完全な敗北です。<br /><br />私たち民間人から見て、最もいらだたしいのは、すべて単年度主義でこの国の制度が作られていることです。３年先５年先の展望を持たない企業経営者はいないはずですが、国や自治体の世界では、確たる将来展望を持たず、毎年毎年、現状に積み上げるだけという、その場しのぎの仕事が依然としてまかり通っています。それがどれだけ無駄遣いと無責任の温床になっていることか。<br /><br />２０２０年に２５％削減という思い切った目標設定に対して、予想通り、国際社会の賞賛と裏腹に、日本国内では喧々諤々の論議が巻き起こっています。<br />しかし、マニフェストで将来の目標を大きく据えて、それに向けていま何をやればよいか、という「バックキャスティング手法」によって国の政策課題を決めるという新政権の方針には大いに期待したいと思います。<br /><br />その意味では、ことしは日本にとって「バックキャスティング元年」と言えるでしょうね。<br />新政権には、その場しのぎではなく、４年間、腰を据えて日本をしっかりと再興してほしいものです。<br /><br />もっとも、日本人のバランス感覚は独特です。<br />江戸時代、腐敗した田沼時代から松平定信の時代に変わったとき、庶民は喜んで、<br />「田や沼やよごれた御世を改めて 清くぞすめる白河の水」<br />と喝采したそうですが、あまりの潔癖さに、やがて<br />「白河の清きに魚も住みかねて もとの濁りの田沼恋しき」<br />と嘆いたそうです。 <br /><br />いくらマニフェストで掲げた目標であっても、ダム中止問題などで、世論を無視してあまりに性急に改革を急ぐと、支持率が急落する可能性もあるので、ご用心。<br />２５％削減が国民にどう受け入れられるのかも、気にかかりますね。<br />日本人の気分に合った、バランス感覚の良い政治改革を新政権に期待しています。<br /><br /><img src="http://blog-imgs-24.fc2.com/j/c/t/jctxblog/200909240028206c0.jpg" alt="Rice+field・胆convert_20090924001845" border="0" width="480" height="290" /><br /><br /><span style="color:#009933">今回は、バーミンガム在住の英国人の友人からメールで添付されてきた写真です。<br />「もちろん日本ではよく知られているだろうが」というコメントを付けて、英国のメディアで報道された記事をそのまま送ってくれたものですが、残念ながら、テレビをあまり見ない私には初めての映像です。<br />東京から北へ６００マイル離れた「田舎館？」という町のライスフィールドでこうしたアートが見られるようです。稲に着色しているわけではなく、茶・白・緑の３色の稲を栽培してこのような巨大絵画を田んぼに出現させた、という記事です。驚くべき農業技術と思いませんか？<br /><br />６枚の写真が添付されてきましたので、９月２５日発行の「環境取引通信」に全点を掲載します。</span><br /><br /><br /><br /></span> ]]>
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<dc:date>2009-09-23T23:46:22+09:00</dc:date>
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<title>米国の気候リーダー・プログラム健在！！</title>
<description> 「EPA（米国環境保護庁）の気候リーダープログラムが、企業のオフセット購入につながるプロジェクトを初承認というニュースが流れてきました（２００９年８月１９日）。このプログラムの名前を久しぶりに聞きました。米国には、エナジースター・プログラムやグリーン電力パートナーシップ、メタン・プログラムなど、気候変動対策関連やエネルギー関係の政策がいろいろありますが、この気候リーダー・プログラムもそのひとつです。 
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<![CDATA[ <span style="color:#3333ff">「EPA（米国環境保護庁）の気候リーダープログラムが、企業のオフセット購入につながるプロジェクトを初承認というニュースが流れてきました（２００９年８月１９日）。このプログラムの名前を久しぶりに聞きました。<br /><br />米国には、エナジースター・プログラムやグリーン電力パートナーシップ、メタン・プログラムなど、気候変動対策関連やエネルギー関係の政策がいろいろありますが、この気候リーダー・プログラムもそのひとつです。<br /> <br />ブッシュ政権は２００２年と２００３年に、企業による温室効果ガス削減のための自主的なプログラムを２つ発表しました。<br />１つが、EPA所管の「気候リーダープログラム（CLP＝Climate Leaders　Program)」、もう１つがDOE（エネルギー省）所管の「Climate Voluntary Innovation　Sector　Initiatives）」です。ブッシュ政権のときに発表されたGAO（米国会計検査院）の意見では、両方ともあまり効果があがっていない、との評価でしたが、政権が変わっても、じっくりと継続されているようです。<br /><br />２００２年２月２０日にスタートしたCLPへの参加企業は、「気候リーダー温室効果ガス排出インベントリ・プロトコル（the Climate Leaders’ Greenhouse Gas Emissions Inventory Protocol）」に従って６種類の温室効果ガス排出削減目標及び電気購入に伴う排出量削減目標を自主的に設定し、削減計画を策定するとともに、毎年の実績の把握・報告・公表を行ないます。<br /><br />削減目標は、少なくとも全米の拠点をカバーし、5～10年の期間にわたり、自社の業界の標準的パフォーマンスレベルを超えるものでなければならないことになっています。EPAは、インベントリデータの策定や目標設定に際して、技術的な支援等を行ないます。<br /><br />2002年2月にスタートした時点では、GMやベツレヘム鉄鋼など１１社だった参加企業は、EPAのホームページによると、２００９年７月までに２８４社になっています。うち２１社が目標を達成しています。参加企業には世界的なリーディング・カンパニー以外にも、中堅・中小企業も数多く含まれています。<br />詳しくは<br />http://www.epa.gov/stateply/index.html<br /><br />政権がどう変わろうと、明確な経営戦略を確立し、CSRを認識している自主自立型企業が米国の環境戦略を支えていることに気付かされます。「官」が動かないと、なかなか、みずからは動きたがらない日本企業の経営者とは、だいぶ違いますね。<br /><br />「気候リーダー・プログラム」参加企業の温室効果ガス排出削減目標は、たとえば、次のとおりです。<br />3M：全米における排出量を2002年～2007年に30％削減<br />イーストマン・コダック：全世界における排出量を2002年～2008年に10％削減<br />ジョンソン＆ジョンソン：全米における排出量を2001年～2010年に14％削減<br />キャタピラー：全世界における売上高あたり排出量を2002年～2010年に20％削減<br />ファイザー：全世界における売上高あたり排出量を2000年～2007年に35％削減<br /><br />日本の自主環境行動計画は、業界単位で排出量削減に取り組もうという独自の取り組みで、大きな成果をあげてきましたが、大企業中心の活動になっていることは否めません。その点、CLPには超大手企業から、無名の中小企業まで幅広く参加していることに驚かされます。<br /><br />実をいうと、私が２００４年に「環境取引」という考え方を提唱したきっかけのひとつが、CCX（シカゴ気候取引所）と、このCLP制度でした。<br /><br />JCTXの提唱する環境取引の仕組みでは、企業規模の大小を問わず、JCTXの会員企業が自主的に削減目標を宣言し、JCTXと順守協定を結びます。目標を達成できた企業にはJCTXからVEC（JCTX独自の排出削減証書）を発行し、未達成企業にはVECを購入してもらって、JCTXグループ全体の排出削減を実現しようというものです。<br /><br />政府の国内クレジット制度と環境取引の仕組みは、似ているようで、微妙に違いがあります。<br />経産省の国内クレジット制度検討会にも委員として参加していた私が言うのも妙ですが、「自主行動計画」参加企業対中小企業という現行の枠組みを撤廃し、環境取引の仕組みにもっと接近してくれれば、大手企業も中小企業も、こぞって参画しやすくなるのではないか、と思い続けています。<br /><br />CLP参加企業にならって、自主自立の志を持つあなたの企業もJCTXに参加し、環境取引活動に取り組んでみませんか？<br /><br /></span><br /><img src="http://blog-imgs-24.fc2.com/j/c/t/jctxblog/FL020031.jpg" alt="FL020031.jpg" border="0" width="480" height="322" /><br /><br /><span style="color:#006633">この写真は、南フランスの古城・カルカソンヌ城です。フランス南西部ラングドック地方、航空機産業で有名なトゥールーズの南東90kmに位置します。<br />13世紀初頭に、アルビジョア派異端討伐のため，フランス南部トゥールーズ伯領に進攻した十字軍が、同じキリスト教徒を大虐殺した悲劇の古戦場でもあります。<br />ヨーロッパでも数少ない二重の堅固な城壁に囲まれ、中世のまま、ほぼ完全な形で残っています。<br />オフシーズンの１１月下旬、この城の中心にある高級ホテル「オテル・ド・ラ・シテ」でゆったりした晩秋の時間を楽しんだことを懐かしく思い出します。</span><br /><br /><br /> ]]>
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